仕事

単純作業の取り組み方で、仕事が出来るかどうか分かる。

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あなたは、もしかすると単純作業を嫌がる人間かもしれません。しかし、世の中には思っているよりも本当の意味の単純作業というものは少ないことに気づかされます。今回は、まだ社会人になりたての人を対象にこの意味について考えていきたいと思います。

例えば、コピーを取るという作業は一般的には単純作業の部類に属します。しかし、このコピーを取るという作業は本人の心構え次第で単純作業ではなくなります。普通の人は、コピーを頼まれると何も考えずに必要枚数を入力してコピーするだけです。しかし、1つ上のレベルになると、まず一枚だけコピーして問題ないか確かめてから残りの必要枚数をコピーします。さらに上級な人になると、依頼されたコピーの内容に軽く目を通し、今誰がどんな仕事をしているのか?どんな風な文章を書いているのか?などについて関心をもってコピーを取るようになります。

今、コピーを取る行為の3つのパターンについて記述しましたが、彼らの違いはどこにあるのでしょうか?最初の人は、何も考えていません。単純に言われたことをそのまま行っただけです。それ以上でもそれ以下でもありません。しかし、2番目の人は言われたことに対して、その意味をくみ取ろうとする意識が働いています。依頼されたのはなぜか?何を求めているのか?を言われたことの先にあることまで想定して行動に移しています。さらに、3番目の人は、コピーを取る行為を情報収集の一環として捉え直し、会社での動き方などを習得しようという意識があります。

仕事というものに、単純作業というものは実はあまり多くありません。一見単純なその作業に対して、あなたはどう関わるのかによって意識も行動も変わってくるからです。あなたがもし、IT企業に入社したばかりの新入社員であれば、もしかするとデータ入力ばかり朝から晩までさせられるかもしれません。しかし、その作業に対して、言われたことだけをやっていては、あなたに成長は見込めません。単純な入力作業を他の人よりも早くやるためにはどうすれば良いのか?という問いを自分自身に投げかけることが出来る人であれば、その仕事は単純作業ではなくなります。仕事に対してどう関わるのか?言われたことをただやるだけなのか?より生産的に仕事に関わるのか?その行動を上司や先輩は見ているのです。

同期の中でも、なぜあの人には仕事が与えられて私には仕事が与えられないのかと不満を持つことがあるかもしれません。しかし、それは多くの場合ちょっとした作業を依頼したときのあなたの考え方や仕事への取り組み方を上司や先輩は感じ取っているからです。コピー1つにとっても、自分自身でより良くするための工夫を見つけ出す人材というのは、単純に言われたことをやる人材よりも評価されて当然です。この世の中に存在する会社は常に競合他社との競争をしています。競合よりも少しでも上回ることが業績を大きく左右します。そのような環境において大切なことは創意工夫であり、より良いものを目指す心構えなのです。言われたことをやるだけの人では、競合に対して競争力を失うことは誰の目で見ても明らかなのです。

なぜ、あの人には仕事が与えられるのか?それは、競合との競争に打ち勝つ可能性を感じさせる仕事の仕方や心構えを持っているからに他ならなりません。そのような心構えを持っていれば、上司も先輩も色々な仕事を頼んでみようとなります。多少失敗してもそこから色んなことを吸収して成長してくれる可能性を感じさせるからです。しかし、言われたことをやるだけの人に仕事を任せても失敗するだけで何も学ばないのではないか?と感じさせてしまうのです。もちろん、実際はそうではないかもしれません。しかし、そのような印象を上司や先輩に対して与えてしまうのは、あなたにとって損失しかないことに気づくべきです。それを棚に上げて文句ばかり言うのは、おかしいのです。

もし、あなたが仕事は時間を売る行為のように考えているのであれば、これからの長い人生を苦しみと共に生きることになるでしょう。一方で、仕事を創意工夫することで常に改善していくことと考えている人にとって、仕事は楽しいものになるはずです。

仕事の仕方には、その人の人間性が現れるものです。仕事が出来る人になりたいのであれば、人間性を磨くしかないのです。「仕事とは生きること」という言葉もあるくらい仕事とあなたの生き方は密接に関係しているのです。仕事だけでなく、あらゆる場面でのあなたの考え方や行動を見つめ直してみてください。そのようなことからあなたの人生は変わっていくはずです。

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