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成長し続ける人の「お金の使い方」

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組織に頼らない生き方が注目され、会社単位だけでなく個人で稼ぐ能力が試される昨今ですが、成長し続ける人は「お金の稼ぎ方」以上に、「お金の使い方」に対しても手を抜きません。

そこで今回は「お金の使い方」について話してみたいと思います。
「お金の使い方」には、

①「消費」
②「貯蓄」
③「浪費」
④「自己投資」

の大きく4つあります。
それでは1つずつ定義を解説していきます。

①「消費」とは、生活の必要経費のことで、衣食住をはじめ消耗品や光熱費、スマホなど通信費、交通費を指します。
余程お金に困った状況にならなければ削ることのできない、固定費とも位置づけられます。

②「貯蓄」とは、文字通り貯金をすることで、一時的に収入が減った場合に備えてお金をストックしておくことです。倹約の上手な人は、月収からまず「消費」と「貯蓄」を差し引いて、その残りのお金を「浪費」や「自己投資」に回します。

③「浪費」とは、旅行や趣味、高級なモノやサービスの購入、友人と食事をしたりといった、娯楽に使うお金です。絶対に必要というわけではないけれど、人生を楽しく生きるには「浪費」も欠かせません。

④「自己投資」とは、勉強をするために本を購入したり、英会話スクールに申し込んだり、身体を鍛えるためにジムに通ったりと、現状の自分を変えるためにお金を投じることです。

ここで、成長し続ける人と、成長しない人のお金の使い方に違いが出るのは、「浪費」と「自己投資」に対する意識の違いです。

成長し続ける人は、「浪費」と「自己投資」を絶対に混合しません。
もちろん「浪費」をしないということではなく、浪費は浪費とわかった上でお金を使います。

「浪費」は快楽

まず「浪費」について、私自身の経験ですが、10年以上前、私は人材派遣会社で営業をやっていたときに先輩社員に感化されて、高級腕時計を購入しました。スイス製の30万円もする時計です。
そのときは「この腕時計があれば自分は営業を頑張れる。他人からも一目置かれる。これは自分への投資だ」と自分に言い聞かせていましたが、高級腕時計を身に着けた自分と営業成績には、残念ながら何の因果関係もなさそうでした。

もちろん腕時計が大好きで「浪費」とわかったうえでの買い物なら良いのですが、そのときは「浪費」と「自己投資」を混合しており、手段が目的化されてしまっていることに気づいていませんでした。つまり、時間を知りたいのなら手段としてはG-SHOCKで十分ですし、なんならスマホでも間に合います。そこを30万円の腕時計で確認したからといって、人より使える時間が増えるわけではありません。本来、時間を知る手段である腕時計が、腕時計を所有すること自体が目的化してしまっているのです。

私と同じように、自分自身への投資だと言って、ブランドモノを購入したり、高い海外旅行のツアーに参加したり、高級レストランを予約してみたりする人はたくさんいますが、成長を期待してもそこに何も起こりません。
浪費はどこまでも受け身であるため、気分は良くなるかもしれませんが、投資額以上の利益を生み出すことはありません。それは快楽であって、それ以上でもそれ以下でもないのです。

「自己投資」は努力とワンセット

一方で、将来的に投資額以上の利益を生み出すお金の使い方が「自己投資」です。

「自己投資」でとくにお手軽な方法としては、本を読むことです。
たとえば、ロジカルシンキングについて書かれた本を読んで論理的思考を身につければ、それは仕事に役立ってきます。仕事で成果を出して収入が伸びれば本を購入した2,000円など将来的に何千倍にもなって自分にリターンするでしょう。

ただここでポイントは、「自己投資」には必ず自分の努力が必要だということです。

どんなに優れたモノやサービスを購入しても、それを利用して自分の能力が上がらなければ、単なる「浪費」と変わらなくなってしまいます。気分も上がらないため、むしろ「ダメな浪費」とも言えるかもしれません。

ロジカルシンキングの本の例でいうと、本を購入してただ漫然と本を読むこと自体には意味が無く、
本を買う → 読み込む → 理解する → 実践する
という、お金を使ってからのプロセスが不可欠だということです。

また別の例で、スポーツジムに通うにしても、会費を支払うだけでは何も変わらず、そこでトレーニングを積み、身体が引き締まり、仕事へのパフォーマンスにつながらなければやはりお金のムダです。

いずれにしても”お金を投じた後”の努力がものをいう、それが「自己投資」です。

まとめ

以上、お金の使い方についてお話してきましたが、いま述べたことがすべての人に当てはまるというわけではありません。

ただ「消費」は必ず発生しますし、「貯蓄」も大切です。「貯蓄」をすっ飛ばして「浪費」やギャンブルに突っ込んでしまうのは論外ですが、若い人なら「貯蓄」をゼロにしてでも「自己投資」に使うことが大切という意見も理解できます(それは、若ければ「自己投資」から回収できる期間が長いからです)。

繰り返しますが、お金の使い方で大切なことは、「浪費」と「自己投資」を混合しないということです。

人は「浪費」をした後に必ず自分自身を正当化します。
「この買物は自分には必要だったんだ。これで自分は頑張れる‥」などです。

このように言い訳をしなくてはならない「浪費」を減らし、そのお金を「自己投資」に回すことがお金に困ることのない未来をつくっていくのだと思います。

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