マーケティング

個人のスキルでビジネスしている人こそコンテンツマーケティングに取り組むべき理由

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最近、Google はブラウザのChromeのサードパーティークッキーを利用規制すると発表しました。

何のこと?と思った人が殆どだと思うので解説すると、これまでWeb広告で活用されてきた技術が使えなくしますよということです。これまでのWeb広告ではリターゲティング広告(一度訪問したことのある企業サイトの広告が他のサイトでも表示される)などによって見込の高い顧客に効率的に広告を表示させることが出来ていました。実は、それを実現していたのがサードパーティークッキーなのです。細かいことは気にしないでください。とにかく、サードパーティークッキーによって効率的に広告配信出来ていたのに、あと2年後くらいにはそれが出来なくなりますよと言うわけです。

理由は、近年話題になっているように個人情報保護の観点からです。これまでサードパーティークッキークッキーは厳密には個人情報ではなかったのですが、今後はサードパーティークッキーも個人情報と同等の扱いをすることになるのです。そのため、企業は今後Web広告の精度が悪化することを想定しているわけです。

フリーランスや士業の方に関係あるの?

こんなことを言われても、フリーランスや士業、スモールビジネスなど個人でビジネスを展開されている方にとっては何の関係もないでしょ?と思うかもしれません。しかし、そんなことはないのです。上述したように企業はWeb広告ではこれまでのような成果を上げられなくなることを十分に承知しています。なので、Web広告で獲得出来なくなる顧客を別の方法で獲得しようと考えているのです。

実際、今業界で言われていることは、企業は今後さらにコンテンツマーケティングにリソースを割いていくだろうということです。コンテンツマーケティングとは、顧客にとって有益なコンテンツを提供することによって、企業やブランドとの距離感を縮めて購入に至ってもらったり、企業やブランドのファンになってもらおうとする試みのことです。つまり、今後多くの企業が記事やブログ・動画などを多くのリソースを活用して制作してくるだろうということです。

これは、フリーランスや士業の方、スモールビジネスなど個人でビジネスを展開している方にとって決して無関係ではありません。もちろんすべてではありませんが、少なくともネット検索からの流入によってある程度のビジネスが発生している方々にとっては影響があると認識すべきでしょう。なぜなら、多くの企業がコンテンツ制作に力を入れることによって、これまで検索結果が悪化する可能性があるからです。

企業は、当然のことながらコンテンツ作成の質にもリソースを投下するわけで、必ずコンテンツの量だけでなく質も向上してくるでしょう。そうすると何が起こるかというと、これまでのコンテンツが相対的に質の低いものとしてGoogleから判断され、検索順位が下がる可能性があるのです。結果、ネット検索からの流入が減少することによって売上・利益が少なくなる可能性があるということなのです。(もちろんすべてではありませんが)

フリーランスや士業は今後どうするべきか?

Google は2022年頃にChromeのサードパーティーを廃止すると発表しています。Web広告を展開している企業は2022年まではこれまで通り広告を運用するでしょう。しかし、企業が2022年からコンテンツマーケティングに取り組み始めるわけではありません。コンテンツマーケティングは成果が出るまでに1年くらいはかかると言われているからです。そのため、企業の多くはまさにこの時期からコンテンツマーケティングに取り組み始めているのです。最近はコロナの影響でBtoB企業はリアルイベントが中止になり、顧客獲得の資金をコンテンツマーケティングに投下し始めています。

このような状況の中で、ネットからの流入を確保するためにはどうすれば良いのでしょうか?指をくわえているだけではあまりにも無策です。私からの提案は、皆さん個人でビジネスを展開している人もコンテンツマーケティングに取り組むべきということです。なぜなら、コンテンツマーケティングは、上記に記述したように資金のある企業の方が必ずしも有利というわけではないからです。

コンテンツマーケティングが有利な人たち

質の高いコンテンツというのは、結局のところ顧客をどれだけ理解出来ているかにかかっています。顧客の深層心理を深く理解しているからこそ質の高いコンテンツが生まれるのであって、お金をかければ質の高いコンテンツが生まれるわけではないのです。お金をかけて制作したコンテンツが全く見向きもされなかったという事例はいくらでもあります。

大手企業において、常に言われることですが顧客との距離はどう頑張っても縮まりにくいものがあります。そのため、大企業になればなるほど顧客の深層心理を十分に理解していないということはよくあることです。しかし、皆さんのように個人でビジネスを展開されている方々にとっては、顧客との距離は非常に小さいのが普通ではないでしょうか?毎日のように顧客と接する機会があり、毎日のように会話している中で顧客の深層心理を理解することがいつの間にか出来ているのではないかと思います。事実、現場担当者の方が良いコンテンツを生み出すことは決して珍しいことではありません。日々顧客と接しているからこそ顧客の課題や悩みを正確に知ることが出来ているのです。

だから、コンテンツマーケティングであれば個人でビジネスを展開されている方でも十分に勝機があるということなのです。

コンテンツマーケティングは早めに始めたほうがいい

今日からでもコンテンツマーケティングを始めてみてはいかがでしょうか?可能な限りコンテンツを蓄積し、企業のコンテンツに負けないように対策を取っておくことで、この先に起こるであろう事態に備えることが出来ます。さらに、コンテンツの作成能力はすぐに向上するものでもありません。継続的に取り組んできた人ほど良質なコンテンツを生み出すことが出来るのです。だから、少しでも早くコンテンツマーケティングに取り組むべきなのです。そして、その小さな積み重ねが数年後に間違いなくやってくる事態に対応することになるのです。

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